interview


【トップインタビューVol.1】
社員を大切にする経営で持続的な成長を実現

社名 株式会社 現場サポート
事業内容 建設業向けパッケージソフトウェアやクラウドサービスの企画・開発・販売・サポート
設立 2005年8月11日
資本金 1500万円
代表者 代表取締役 福留 進一
URL https://www.genbasupport.com/

国内最難関の厚生労働省ユーズエール企業認定(2016年)を受けた株式会社現場サポート(鹿児島市)を訪問し、福留社長のお話を伺いました。
現場サポート社は、建設業の働き方改革をICTでサポートするクラウドサービスで全国で高いシェアのIT企業です。福留社長は、「社員を大切にする組織開発」「付加価値の高い販売」などを実践されており、こうした経営努力により、継続的な事業成長と従業員満足向上、離職ゼロを実現されています。
弊社の提唱する多様性マネジメントやバリューマーチャントについても深く賛同いただき、熱い思いを共有することができました。福留社長、ありがとうございました。

── 御社の人を大切にする経営について、その秘訣を教えてください。

創業当初は売上や利益をいかに上げるかという事に力をいれていました。当時は、社員の離職も多く、採用して辞めて、それでまた採用するの繰り返しでした。会社をどう成長させるのかも課題となっていました。創業4年目の頃、当時の経営の在り方に疑問を抱き、自問自答して、そのころはまだ小さな会社でしたが、外部コンサルタントに入ってもらい、マネージャー教育 に投資しました。経営者としての自分自身やマネジャーの意識改革を行ったことが、会社の体質を大きく変えるきっかけとなり、その後は、会社が成長し始めました。ちょうどそのころ、私は、「社員は仲間であるとの経営方針を固め価値前提の経営をやっていくこと」と決心したのです。

── 社員を仲間と考える経営について詳しく教えてください。

私は、社員と会社との関係は、相互依存関係にあるという考え方を持っています。会社は、社員を大切にしてより良い仕事ができるように心がけます。そして、社員には会社の成長に貢献してもらうのです。そのためには、社員と一緒にビジョンを描き、ベクトルを揃えて自分の会社だと思ってもらう事が大切です。

── 会社の方針を社員に浸透させるために、具体的にどのようなことをされていますか?

会社の理念や経営方針、事業計画を全員に共有するために、年間80回(毎週1回30分)の勉強会を行っています。勉強会は早朝・昼食後・夕方の何れかの時間帯(業務時間内)に会議室や社内のコミュニケーションスペースを使い、私が講師として開催します。社員は年間最低20回は出席することを義務付けしています。そこに参加して対話をすることで、社内コミュニケーションが活性化していきます。また、20回出席すると、ご褒美もありますので、社員は積極的に参加してくれます。

── 社員一人一人を孤立させないためにどのような工夫をされているのでしょうか?

社員一人一人の個性を大切にして、チームで成果を出す環境を整えています。例えば、営業部門の場合、弊社は一人一人に目標を課して実績管理を行うことはしていません。私は、一人一人の実績よりも、チームワークで成果を出すことを重要視しています。人には、それぞれ得意領域があります。例えば、攻めることが得意な人、サポートすることが得意な人、守ることが得意な人などです。弊社では、それぞれの人の性格やモチベーション等を考慮し、個々人の得意を組み合わせて強いチームを作ることを心がけています。一人一人では成し遂げられないことでも、チーム全体でなら出来るという考え方のマネジメントを徹底しているのです。